女優の鈴木保奈美が11月14日放送の「TOKIOカケル」(フジテレビ系)にゲスト出演し、スーパーマーケットでお買い得商品を買っていることを告白した。番組では一般視聴者に「鈴木保奈美がやらなそうなこと」を質問。そこで出てきた「スーパーで割引された商品は買わなさそう」という意見に対して「買います!」と答えたもの。
鈴木は「お買い得の赤いシールが付いていると結構嬉しくて買います」と語り、それを冷蔵庫に入れておくと、夫の石橋貴明から「お買い得、なんで買ってくるの?」と訊ねられるという日常を明かした。ここで鈴木は自らの理論として、お買い得品とは“今日お店がプロモーションしたい良い商品”との考えを披露。それに対して石橋は“お店が早く処分したい商品”と考えているという。このやり取りについて、女性誌のライターが指摘する。
「このやり取りだけだと、鈴木の買っているのが『お買い得』シールの付いた商品なのか、それとも値引きされた見切り品なのかが分からないものの、いずれにせよ安くなっている商品を買うことに抵抗はないということをアピールしたかったようです。その理由については触れていませんでしたが、この発言が実は、現在出演中のドラマをアピールしているのではとの疑惑が持たれています」
鈴木は現在、織田裕二が主演する月9ドラマの「SUITS」(フジテレビ系)に、弁護士事務所の所長役で出演。今回も番組終盤に同ドラマの告知が流れ、番宣目的で出演していたのは明らかだ。だが、鈴木がアピールしたかったのは別のドラマだというのである。
「鈴木は現在、ドラマ『主婦カツ!』(NHK BSプレミアム)で主役を務めています。同作ではスーパーのタイムセールで混乱に巻き込まれ、いつしかレジを切り盛りする羽目になった主婦を演じており、最新回では大型モールへの出店にあたって“モール限定商品”を検討する役目を担当。それゆえ、スーパーのお買い得商品を“おすすめ商品”だと言い張るのは、『主婦カツ!』のアピールになっているわけです。さすがに自分がスーパー店員の役を演じているとまでは言っていませんが、民放のバラエティ番組でそれとなくNHKドラマをアピールする姿には、したたかさを感じずにはいられませんね」(前出・女性誌ライター)
そのドラマ「主婦カツ!」では、スーパーで働く主婦にしてはオシャレすぎるシャツを着ているなど、鈴木と庶民派スーパーのミスマッチも指摘されている。やはり世間がイメージするように、鈴木には高級スーパーのほうが似合っているのかもしれない。
(白根麻子)