12月3日に放送されたNHK朝の連続テレビ小説「まんぷく」に、ミュージシャンの岡崎体育がドラマ初出演。SNSでは早速「岡崎体育だったの!?ビックリ」「岡崎体育朝ドラ出てたのか」「岡崎体育 違和感ない」といった驚きのコメントが躍っている。
「岡崎の役どころは、逮捕された立花萬平(長谷川博己)たちが収監された雑居房を監視する進駐軍のMP(警察)。ふてぶてしい態度で椅子に反っくり返り、雑居房で揉め事が起きると『ストップ、ストップ、ストップ!』と大声を張り上げる。さらに『手榴弾で魚?誰が信じんねん?』とまくし立てるなど、かなり濃い役を熱演しています。カリフォルニア生まれの日系人チャーリー・タナカなのに、なんで関西弁なのかといったツッコミも入っていますが」(テレビ誌記者)
岡崎は2016年アルバム「BASIN TECHNO」でメジャーデビューしたシンガーソングライター。全編英語風に聞こえる日本語歌詞の楽曲「Natural Lips」が話題になるなど、その遊び心が人気を呼びブレイク中だ。今回の登場シーンでも、そんな岡崎ならではの遊び心がいたるところに見られる。
「チャーリーの読む雑誌は『LIFE』ならぬ『LIVE』。しかも表紙には、岡崎自身のヒット曲『Natural Lips』の文字がくっきり。これを見たファンは、岡崎の得意な『英語に聞こえる日本語』または『日本語に聞こえる英語』ネタを挟んでくるのではないかと期待が集まっています」(前出・テレビ誌記者)
それにしてもなぜ、NHKの朝ドラにマニアックな岡崎が出演することになったのか。
「9月から岡崎がMCを務める番組『テンゴちゃん』(NHK総合)が毎月第一土曜日の深夜にオンエア。さらに10月8日の体育の日には特別番組『岡崎体育の日』(ラジオ・第一)が放送され、来年6月に念願だった『さいたまスーパーアリーナ』でのワンマン公演を発表するなど、NHKとは良好な関係を築いているようです」(女性誌記者)
岡崎にはある野望があるという。
「岡崎の憧れは、テクノバンド『電気グルーヴ』。体育の名前も石野卓球を超えるという意味から名付けています。俳優としても、NHK朝ドラや大河ドラマにも出演、2013年には映画『凶悪』で日本アカデミー賞優秀助演男優賞にも輝いたピエール瀧を意識しているのかもしれませんね」(エンタメ誌ライター)
“打倒!ピエール瀧”なるか!?
(窪田史朗)