堀北真希が結婚後の初主演ドラマとなる「ヒガンバナ~警視庁捜査七課~」(日本テレビ系)が、第3話を終えて平均視聴率11.0%という結果になっている。裏番組となるTOKIO・長瀬智也主演の「フラジャイル」(フジテレビ系)との直接対決は、現時点で堀北の3連勝。人気女優の面目を保っている形だが、この数字は決して大成功とは呼べない、と指摘するのはテレビ誌のライターだ。
「この水10枠は日テレにとって、人気ドラマが続く看板枠なんです。なにしろ昨年放送された4本のドラマを見ると、柴咲コウの『○○妻』は平均視聴率14.3%、堺雅人の『Dr.倫太郎』は12.7%、杏の『花咲舞が黙ってない(第2シリーズ)』は14.5%、そして天海祐希の『偽装の夫婦』が12.2%と、いずれも高視聴率を記録していますからね」
これらの4作品はいずれも、放送中に一回も視聴率が2桁割れせず、安定した人気を誇ってきた。一方で「ヒガンバナ」は第2話で10.6%に落ち込み、あわや1桁台陥落の危機に。しかも「ヒガンバナ」には視聴率のかさ上げ効果があったというのである。テレビ誌のライターが続ける。
「なにしろ堀北とDAIGOの二人が結婚で世間の話題をさらっていますからね。堀北の演技に変化があったかどうかが気になる人もいれば、幸せいっぱいのDAIGOがどんな演技をするかを見たい人もいて、視聴率的には“結婚バブル”と言えるはず。しかし3回目を終え、そろそろバブル効果も落ち着いてきますから、ここからがドラマとして本当の勝負かもしれません」
もし今後、視聴率がヒト桁台に落ちるようであれば、夫・山本耕史への風当たりが強まる可能性もある。夫婦仲を維持するためにも堀北には踏ん張ってほしいものだ。
(金田麻有)