12月4日に自身のブログに「怒りの行方」と題して書いた内容が波紋を呼んでいる、がん闘病中の古村比呂。現在はすでに削除されたこの日のブログには「今日は温かいですね」と書き始められ、実はある日見たテレビ番組について「えげつなさ過ぎて だったらTVを観なきゃ良いのですが 気になり過ぎで最後まで観てしまいました。結果『なんて内容だぁ』と怒りが込み上げて来まして 未だにその感情が収まらないようです」などと怒りの心情をつづっていたのだ。
「古村は“えげつなさ過ぎ”と指摘している番組名をこの日のブログでは明かしていませんが、11月25日放送の『ザ・ノンフィクション~母さんがガンになって僕が考えたこと~』(フジテレビ系)のことで間違いないでしょう。この番組には古村と息子3人が出演。映画監督を目指している28歳の長男がナレーションを務め、彼の視点で家族や母の闘病について語られました。その中で、バイトをしながらミュージシャンを目指す26歳の次男、これといった夢がなくフリーターをしている20歳の三男の3兄弟が家計に入れている金額が合わせて18万円とも明かされており、“自立できない息子”というイメージが強調されていました。古村の怒りはこの辺りから来ているのではないでしょうか」(テレビ誌ライター)
12月2日のブログにも「『ザ・ノンフィクション』にて私はカメラの前で話せる~お金のやりくについて~限りがありました。」「撮影当日 前もって制作スタッフへその理由を書面も含め つまびらかに伝え『子どもたちには もう既に私から内情は伝えています』と報告し スタッフと確認しあってから食事会の撮影をしました」「私はお金についてはカメラの前では何も話さず、いや、話せませんでした」などと投稿していた古村(現在は削除)。
ネット上では「そこまで言うなら番組名を公表して改善要求なりすべきだった」「匂わせるだけ匂わせる古村さんもえげつない」といった声があがっていたようだが、一方で件の番組を見た人から応援の声や「勇気をもらった」という声が多数寄せられていることも、ぜひ古村には知ってほしい。