2007年9月に遠距離恋愛ソング「ここにいるよ feat.青山テルマ」のヒットを機に知名度が急上昇。2008年1月には「そばにいるね」でオリコン1位を獲得。切ないバラードを歌わせたらピカイチの歌姫としてその名が全国区となった青山テルマ。
しかし2016年11月1日放送の「今夜くらべてみました」(日本テレビ系)で「小学校の頃から気に入らない相手がいたら呼び出してタイマン」とヤンキー話をしたのをきっかけに、仲がいいことで知られている木下優樹菜とともに、血の気の多い話やせっかちエピソードなどをバラエティ番組で語ってきたことから、すっかり歌姫である前にバラエティタレントのような存在になっていたが、ここにきてようやく“軌道修正”が始まったようだ。
青山は、12月11日に開催されたディズニー映画「シュガー・ラッシュ:オンライン」の公開直前スペシャルイベントに出席。大きな筆で「絆」と書き、その達筆で観客や報道陣を驚かせた。20日に開催された同映画プレミアムイベントでは歌唱だけでなく作詞も手掛けた日本語版エンドソング「In This Place~2人のキズナ」を披露。歌姫であることを思い出させてくれた。
「最近の青山はがさつでせっかちなヤンキーのイメージが先行していましたが、実は5年半かけて上智大学国際教養学部を卒業した努力家でもあるんです。この映画に関する各種イベントではきちんとした言葉づかいで礼儀正しいトークも披露していたため、親友と公言している木下より『臨機応変な対応ができる』として、業界内での評価が上がっているのだとか」(映画誌ライター)
祖父母が習字の先生だという青山。実は大和撫子で聡明な一面を持つという点は、新たなセールスポイントになりえるのではないだろうか。