加齢と共に衰える筋肉。なかでもQOL(クオリティ・オブ・ライフ)に大きく影響する筋肉が衰えると、将来、日常生活に支障が出ることになります。
では、QOLに直結する筋肉とはどの筋肉を指すのでしょうか? 厚生労働省のe-ヘルスネットによれば、次の3つが挙げられています。
●大腿四頭筋(膝を伸ばす働きをする大腿前の部分)
●大殿筋(大腿を後方に振る働きをする臀部)
●腹筋群と背筋群(上体を支える部分)
この3つの筋肉が衰えると、いわゆる立ったり座ったりする動作や歩くこと、姿勢をキープすることなどの基本的なことに支障が生じます。
これらの筋肉が衰えていないかチェックするには、靴下を片足立ちの状態で履くことができるか、もしくは、片足立ちの状態を60秒間キープできるかどうかなどがあります。
もし今トライしてできないのであれば要注意! 将来、QOLが損なわれる可能性が高いということになります。
「まだまだ若いから大丈夫」と思っていると、将来大きな後悔に見舞われることに。ぜひ普段から積極的に階段を使う、スクワットをするなどして、今から筋肉をキープしておきましょう!