2月22日に公開した映画「翔んで埼玉」。漫画「パタリロ!」の作者である魔夜峰央氏の同作を映像化したこの作品。埼玉県をとことんディスりながら、型破りで奇想天外なストーリーはもちろん、歌手のGACKTや女優の二階堂ふみなど、クセのある豪華出演陣たちも話題となっている。
そして、映画の中で大きく注目されているのがX JAPAN・YOSHIKIが「画像」で登場するシーンだ。
「作中で、埼玉県と千葉県の両軍が相対するシーンがあるのですが、埼玉軍は同県出身のTHE ALFEE・高見沢俊彦、千葉軍は同様に出身者であるYOSHIKIの画像をプリントした巨大な旗を掲げて、バトルを繰り広げるという場面があります」(女性誌記者)
このシーンは、映画公開前にも予告編として放送され話題になったが、そのことについてYOSHIKIは、2月21日に自身のツイッターを更新し「なにこれ。びっくり。。許可した?まーいいか笑」とコメント。無断で画像使用されたことを匂わせる投稿をしたのだ。しかし、怒ることなく笑って済ませる彼の心の広さに、「なんとも寛大なお心をお持ちです」「心の広いYOSHIKIさん」といったツイートがファンからも多く寄せられた。
「もっとも、映画の制作サイドが許可を取っていないということはまずあり得ません。YOSHIKIも“知らなかった体”で番組宣伝に一役買っているのではないでしょうか」(映画誌記者)
そんな中、X JAPANと映画の原作者・魔夜峰央氏との深い関わりがあったという。
「X JAPANのギタリストのPATA(パタ)ですが、実は名前の由来が『パタリロ!』の主人公からとったものだそうです。これはファンの間では有名な話で、これを聞いた漫画好きのタレント・西村知美がPATAに会った際に『ああ、PATAさん、似てますもんね、パタリロに』と言うと『顔が似ているとかって言われてるんじゃないやい。性格が似ているのでPATAと呼ばれるようになったんだ』と答えたというエピソードもあります。『パタリロ!』の漫画の中には、パロディキャラとしてPATAが登場するシーンもあります」(エンタメ誌ライター)
その逸話を知っているファンからは、ネットで「PATAの名前がパタリロ由来だから事後承諾でいいやん」「多分PATAも、この映画観に行くんだろうなぁ」といったコメントも寄せられている。
GACKT主演、X JAPANのYOSHIKI、さらにTHE ALFEE・高見沢俊彦まで登場する映画「翔んで埼玉」。彼らが出演をOKした理由は一体なんなのか。その理由に迫る意味でも見逃せないか!?
(窪田史朗)