春は人事異動の季節ですよね。部署の異動があった場合は、新たなチームに加わることになります。その際、同じ社内ではあっても、初対面の相手がいるかもしれません。これから一緒に楽しく仕事をしていく中では、できるだけ早く打ち解けたいものです。そこで、チームにできるだけ早く馴染み、楽しくやっていくヒントをご紹介しましょう。
■自分から話しかけてみる
投資アドバイザー会社であるリバーサイド・パートナーズ代表パートナーの森時彦さん、人材育成の専門会社であるトレノケートの田中淳子さんの共著「本物の自信を手に入れる セルフ・ファシリテーション:自分を変える54のスキル」(ダイヤモンド社刊)によると、チームでうまくやるには、まず自分から挨拶をするなど、話しかけてみることが重要なんだとか。天気の話でも自己紹介でもOK。早く自分の名前と顔を覚えてもらうことがポイントだそうですよ。また、話の中で、出身地や出身校などの共通点をみつけると効果的とも書かれています。
■どんな人でもチームには必要と考える
初対面で、「この人とは性格が合わないなあ」「苦手だなあ」と思う人がいたとしても、ネガティブに捉えてはいけないようです。「ビジネスコミュニケーションスキルを磨く10のステップ 改訂版」(FOM出版刊)によると、良好なチームワークを実現するには、「違いを受け入れる」ことがポイントなんだとか。これは、多種多様な考え方や価値観が存在するからこそ、さまざまな発想やアイデアが生まれるということ。「違って当たり前」という考えを持って、チームの活性化とビジネスの成功を意識したいものですね。
新しいチームでは、うまくやっていけるかどうか、誰もが不安に思うもの。だからこそ、自分が先陣を切って話しかけ、チームを成功に導くように働きかけていきましょう。