「出演者の顔面偏差値が高い朝ドラ」と言われている、放送中の連続テレビ小説「なつぞら」(NHK)。ヒロインなつを演じる広瀬すずをはじめとして、北海道でなつ(広瀬)を育てる養父母を演じる剛男役の藤木直人と富士子役の松嶋菜々子、さらに富士子の父親で頑固爺さんの泰樹を演じる草刈正雄と、確かに朝から目の保養になりそうなキャスト陣だ。
中でも泰樹の存在感は群を抜いている。18歳で北海道・十勝に単身で入植し、稲作を試すが根付かず酪農を始めた開拓者という設定だ。
「ネット上では『草刈正雄だけ北海道を開拓した人というより、西部劇に出てくるアメリカの開拓者みたい』といった声もあがっています。4月2日放送の第2話では、婿養子の剛男に東京から連れてこられた9歳のなつ(子役・粟野咲莉)から『私をここで働かせてください!』という申し出に、泰樹は『偉い!』『ええ覚悟じゃ。それでこそ“赤の他人”じゃ』と頑固爺らしいひねりの効いた言葉で褒め、翌朝にはなつと牛舎に入るのですが、その様子はまるで1974年放送のアニメ『アルプスの少女ハイジ』(フジテレビ系)に出てきたハイジとアルムのおんじにそっくり。もちろんネット上では『なつと泰樹はハイジとおんじ』『泰樹の頑固さはアルムのおんじとよく似てる。そしてなつはハイジによく似てる』といった声が相次いでいます」(テレビ誌ライター)
年齢を重ねることによっていい役者になった草刈。今作での活躍も期待できそうだ。