いよいよ「平成」が幕を閉じようとしています。時代を振り返れば、女性のメイクの流行はどんどん変わっていきましたよね。そこで、平成の「眉」と「口紅」の歴史をみていきましょう。
アイブロートリートメントサロンのアナスタシアが平成30年間の眉を振り返ったところ、1980年代は「バブル眉」、1990年代は「チョ→極細眉」、2000年代は「モテかわきれい眉」、2010年代前半は「愛され平行眉」、2010年代後半は「ナチュふわ眉」という流れがあったといいます。バブル眉やチョ→極細眉は懐かしいものの、今思えばびっくりするような眉でしたね。
続いては口紅の変遷をチェック! 資生堂によると、平成元年~5年のボディコン、渋カジなどのファッションが流行した“バブルゴージャス期”には、真っ赤や青味のローズピンクなど、はっきりとした「ビビットな色味の口紅」がブームになったといいます。
平成6~10年の“茶髪・細眉・小顔とギャル文化時代”には、色を抑えた「ベージュ、ブラウン系のリップ」などがブームに。フリルやレース使いの“ロマンティックファッション”や、手軽にトレンドを楽しめる“ファストファッション”の流行が拡大した平成16~20年には、リップは「ピンクベージュ」一辺倒。その後の “盛りメイク”ブームのときには、「グロスルージュ」や「リップにグロス」を重ねてツヤを与えるなど、唇も盛りメイクになりました。
そして平成26年~現在は“抜け感バブルリバイバル時代”ということで、口元も赤リップをはじめとする鮮やかなローズ、ビビッドなピンクなど、「ブライトな口紅」がバブル期以来の流行となったといいます。
こうしてみると、眉も口紅も「濃い⇒薄い⇒濃い」という大きな流れがみえてきましたね。新元号の「令和」になったら、果たしてどんな眉と唇が世に広がるのでしょうか?