EXILE・TAKAHIROが“スランプ脱出”で大きく変わったものとは?

 5月7日の情報番組「バゲット」(日本テレビ系)にEXILEのボーカル・TAKAHIROが出演。2つの“かっこよすぎルール”を明かした。その一つは大事な仕事のとき、絶対に赤いアンダーウェアを履くというもの。赤は情熱の赤なので、気合の入り方が違うという。

 そしてもう一つは「マイクは右手でしか持たない」というルール。06年にオーディションを勝ち抜いてEXILEに加入した当時はマイクを左手で持っていたが、次第に歌うことが怖くなったと語ったTAKAHIRO。それを克服してからは右手で持つようにしているという。その流儀について音楽ライターが指摘する。

「以前にもTAKAHIRO自身が説明していましたが、EXILE加入後は慣れないイヤーモニターや広すぎるアリーナの影響でリズム取りにも苦労するようになり、歌うことが怖くなったそうです。当時はファンが審査員に思えることもあり、7~8年はスランプ状態だったとか。その後、自分の好きな歌を仕事にしていることを自覚できるようになり、スランプを克服。その時にファンからの指摘で気づいたのが、マイクを右手で持つようになったことでした。つまり自発的に替えたのではなく、無意識に左手から右手にマイクを持ち替えていたのです」

 同じEXILEだと、ATSUSHIは左手でマイクを持っている。その違いはどこで生まれるのか。マイクの持ち手とアーティストの関係について、音楽ライターが続ける。

「右利きを前提に考えると、動きの大きなアーティストは左持ち、歌に集中するタイプは右持ちという傾向があります。左持ちだと右腕で様々な感情表現が可能。それに対して右持ちはマイクの位置が固定しやすく、歌いやすくなるのです。ATSUSHIの場合は動きの大きなパフォーマーと共に歌うので左持ちのほうが自由が利きやすいことに加えて、4歳からピアノを習っていたことから左右の差が少なく、左持ちでもマイクが安定するのかもしれません」

 TAKAHIROと同様にマイクを左から右に持ち替えた例には、山口百恵があげられる。主演映画『伊豆の踊子』が大ヒットした74年を境に右持ちに転換しており、これは彼女がアイドルから実力派歌手へと変容していく時期に重なるという。TAKAHIROもマイクを持ち替えたことにより、アーティストとしてひと皮むけたのかもしれない。

(白根麻子)

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