「そら豆」の美味しい季節になりましたね。でも、“足の裏のニオイ”などといわれる独特のニオイが苦手…という人も多くいるようです。より一層美味しくいただくためにも、ニオイを取る方法をチェックしておきましょう。
料理研究家の瀬尾幸子さん編集「うまい つまみ」(学研プラス刊)によると、そら豆は焼くことでホクホク感が生きる上に、ニオイも気にならなくなるのだとか。焼いたそら豆は、塩だけでいただくのがオススメですよ。
また、作家で料理家の樋口直哉さんによると、そら豆には「n-ヘキサナール」「インペンタノール」といった、独特の青臭さや蒸れ臭に近い芳香化合物が含まれているとのこと。料理屋などでは、アルコールと一緒に香り成分を揮発する効果を狙って、日本酒を入れて茹でる場合もあるそうです。
旬の食材は、旨味も濃くて栄養も豊富です。ニオイが苦手と敬遠するのではなく、調理の工夫で克服したいもの。ここで紹介したニオイ取りの方法、ぜひ試してみてくださいね。