そろそろお中元選びが始まる時期。「何を贈ればいいのか…」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。そんなときは、“実は嫌がられていた”というものを知っておけば万全ですよ!
セブン-イレブン・ジャパンがネオマーケティングのもとで2019年5月に実施した、全国の20歳以上のお中元をもらったことがあり贈ったことがある既婚女性(有効回答:1,000サンプル)への「お中元の実態調査」によれば、もらってもうれしくない食品カテゴリのお中元があったようです。いったい、どんなお中元を「もらいたくない!」と思ってしまうのでしょうか?
■量が多いのに小分けされていないもの
時短が叫ばれている時代、調理の手間をはぶくために食材を冷凍保存する機会も増えています。そんな中、いただいたものが「自分で魚を小分けにしないといけなかった…」と、嘆きともいえる声が多くあったようです。このように、「量が多くて、自分で小分けされていない」ものは、嫌がられる傾向にあるようですね。かえって手間取ってしまうものです。
■すぐ食べられないもの
前出の調査で、もらってうれしいお中元ポイントのトップだったのは、料理が簡単ですぐ食べられる「簡便さ」(54.7%)。裏を返せば、どう調理すればよいか分からない、調理に手間がかかるなどの“すぐ食べられない”食品類は避けるべきといえますね。
■要冷凍・要冷蔵で保管場所に困るもの
お中元の品は、ある程度まとまった量であることが多いため、要冷凍・要冷蔵だと保管場所に困るというケースも。そのため、できるだけ常温保存のもののほうが喜ばれるようです。また、「好みではないもの」も、もらってうれしくないお中元の代表であるようです。
レシピアプリの『レシピット』を提供するトリノが、2017年に実施したお中元の食品カテゴリに関するアンケート調査結果によれば、お中元でもらった食品で困ったことがある人は34%にも上り、理由として「好きな食品ではなかった」がトップで38%となっていました。珍しい食品であったとしても、好みではないものであれば、やはりうれしいとは思いにくいものですよね。
ここで紹介した“もらってうれしくない”品を覚えておき、お中元選びにぜひ役立ててくださいね。