Eテレの子ども向け番組史上で最恐のイラストについて、元うたのおねえさんが激白!
6月20日に放送された「ダウンタウンDX」にて、宝塚歌劇団出身のはいだしょうこが、伝説的と噂されるイラストの腕前を披露し、ネットをにぎわせている。
番組ではゲスト出演者が“禁断のファンサービス”について告白。ここで司会のダウンタウンからうたのおねえさんだった過去について問われると、はいだは「その子どもたちを泣かせてしまったことがあって…」と切り出した。
はいだは「番組で歌いながら絵描き歌をしてて、それで絵を描いたんですよ。そしたら描き終わった後にそこにいた子どもが絵を見て《怖い!》って泣いちゃって。それがオンエアになって全国に流れた時に、各ご家庭のお子さんにも泣かれちゃって…」と説明した。その伝説的なシーンを当時子育て中だった女性誌ライターが振り返る。
「あれは忘れもしない06年4月28日、はいだが『おかあさんといっしょ』(Eテレ)の人気キャラである“スプー”を描いた時のことです。着ぐるみ人形劇に登場するスプーは犬やカバに似た動物風のキャラで、耳には白い羽、頭にはグリーンの帽子が特徴。ところがはいだのイラストは出だしからスプーとは似ても似つかず、完成したのは悪魔カボチャから極細ツインテールが生えているような、とにかくまがまがしい代物だったのです。そのインパクトたるや凄まじく、今でも“スプー”で検索すると、キャラ本体よりもはいだのイラストのほうが数多く表示される有様。たしかに2~3歳の幼児があれを見たら泣いてしまうのは確実でしょう」
今回のダウンタウンDXでは残念ながらスプーの絵は紹介できなかったものの、その代わりにはいだの描いたネコ、イノシシ、そしてサンタクロースを披露。頭と体のバランスが悪いネコはともかく、イノシシはまるで吸血動物さながら。サンタに至っては生き物(人)かどうかすら判別できない有様で、スタジオを騒然とさせていた。
「ところが世の中不思議なもので、スプーの絵がきっかけで、はいだには絵の仕事が舞い込むようになったのです。それもバラエティ番組での披露に留まらず、ゲーム内キャラやNTT西日本の電報CM向けなど、ガチなイラスト仕事すらこなすように。現在ではLINEスタンプも販売されています」(前出・女性誌ライター)
そのLINEスタンプには象らしきキャラも登場するが、それが比率を間違えた青いブルドッグにしか見えないのはご愛敬。はいだ画伯はこれからも、その画力でファンを楽しませてくれそうだ。
(白根麻子)