東日本大震災に挑む月9「監察医 朝顔」…上野樹里の並々ならぬ思いとは

 月9ドラマ「監察医 朝顔」(フジテレビ系)の第二話が7月15日に放送され、平均視聴率12.3%と二桁視聴率をキープ。主演する上野樹里の演技にも注目が集まっている。

「このドラマは、新米法医学者・朝顔(上野)が、刑事の父・平(時任三郎)と力を合わせ遺体の解剖から真実を明らかにする物語。第二話では、朝顔の母・里子(石田ひかり)が東日本大震災で行方不明になってしまったことを恋人・真也(風間俊介)に告白。その話を聞いた真也が泣きながら朝顔にプロポーズ。『ここじゃないでしょ』と朝顔に突っ込まれる微笑ましいシーンに『プロポーズシーンよかったな』『月9でこんなに泣いたのも久しぶり』といったコメントがネット上で躍りました」(テレビ誌ライター)

 しかし、「このドラマの魅力はそれだけではない」とテレビ誌ライターは続ける。

「同名の原作漫画では、朝顔が阪神・淡路大震災で母を亡くしていますが、ドラマでは設定を東日本大震災に変更。これには『あの震災をドラマにするのは時期尚早かと思うよ…』『あの日を思い出して、涙が止まらない…。このドラマ見たいけど、毎回辛いかも』という声がある一方、『賛否両論はあるけれど、私は評価したい』『上野樹里さんの演技がとても素晴らしかったし、静かに見守ろうと思います』といった声が聞かれるなど、議論百出。話題を集め視聴率アップにも繋がっていると思われます」

 中でも初回の後半、震災後8年ぶりに父と被災地を訪れた朝顔が動けなくなり、帰りの電車の中で1人嗚咽するシーンには、感動コメントが数多く寄せられた。

「クランクインの初日。三陸鉄道で行われたこのロケでは、いきなり上野演じる朝顔が泣くシーンからスタート。15日に配信された『スポニチアネックス』によると、撮影に先立って上野は遺体安置所となった小学校の体育館や復興のシンボルとなった奇跡の一本杉などを巡り、震災で親類を亡くした遺族会の人たちとも会い、8年経った胸の内を聞いていたと番組の金城プロデューサーが明かしています。そういった取り組みが迫真の演技を生んでいるのでしょうね」(スポーツ紙記者)

「のだめカンタービレ」(フジテレビ系)以来、13年ぶりに月9に帰ってきた上野樹里。並々ならぬ思いで演じていることは確かのようだ。

(窪田史朗)

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