最近、「食べ始めるとすぐに満腹になってしまう」ということで悩んでいませんか? もしかしたら、それは、ストレスのサインかもしれませんよ。
花王ヘルスケアナビで解説している兵庫医科大学内科学消化管科主任教授の三輪洋人さんによると、ストレスなどが原因で、それほど食べていないのに満腹感を感じたり食後に胸やけしたりする場合があるそうです。池袋大谷クリニック院長の大谷義夫さん監修「逆流性食道炎を自力で防ぐ」(扶桑社刊)には、胸やけやゲップが多い場合、それはお疲れのサインとも書かれています。ちなみに、胸やけとは、胃酸が出過ぎてしまい、食べたものが胃から食道内に逆流してくるような状態だそうです。
食べたり食べなかったり、食事の時間が不規則になりがちなのが現代のビジネスパーソン。前出の三輪さんは、3食きちんと決まった時間に食事を取ることが、胃に不調を起こさないためのポイントだと解説されています。
また、精神科医の西多昌規さんの著書「図解『テンパらない』技術 『頭が真っ白』になっても、とっさに心を立て直せる」(PHP研究所刊)によると、ストレスなどの嫌なことは「寝て忘れる」が特効薬なのだそうです。イヤな記憶は、睡眠中に脳で消化されることが科学的に分かっているとか。
ぜひこれらの対策、試してみるのもいいかもしれませんね。