タレントの上沼恵美子が9月8日放送の「上沼・高田のクギズケ!」(読売テレビ)に出演し、「女の幸せはやっぱり甲斐性のある人です」と力説している。
番組にはゲストとしてタレントの重盛さと美も出演し、元交際相手から10億円の高級マンションで同棲することを提案されるも、重盛自身がそれを断ったというエピソードを紹介。続けて、「(その男性とは過去に)2年くらいお付き合いしてて、結構お金を持ってる方で、車とかバッグとか貰ってて。多分(プレゼントの)レパートリーが無くなって、来年の誕生日はマンションで良いかな?一緒に住まない?って」と元恋人の太っ腹なプレゼント攻勢を振り返った。
しかし、重盛は経済的に恵まれたその男性の彼女でいられるかどうかに「自信もなかったです」とし、「そういう(人の)彼女でいたいとも思わなくなったし、家でテレビ見ながら鍋をつつきたい」と身の丈にあった生活を過ごしたいと考えたという。これに対し、上沼は「若いな。分かってない」と一刀両断。「男は甲斐性がないとダメ。お金がないとダメ」と持論を述べると、「女の幸せはやっぱり甲斐性のある人です。こんだけ生きてきたらそうなります。貧しさは愛を冷めさせる一番の特効薬です。働いてこいよと思います。甲斐性のある人を選んでください」と主張し、経済的な豊かさこそが幸せにつながると断言した。
「64歳の上沼と、まだ31歳の重盛さと美とでは恋愛や結婚についての価値観は異なるでしょうが、突然の上沼による経験値をベースとした“悟りトーク”には女性を中心に共感や絶賛の大量に集まり、『そーだ!そーだ!』『納得だわ!』『お金だーいすき!』『名言出ました』『貧しいと家の中がピリピリするよね』『さすがっす!』『心に響いた』との喝采がありました。上沼自身も若き時代からブレイクを果たし、その後も“関西の女帝”として君臨しながら高所得者であり続けてきたという点も、より深い説得力に繋がったのかもしれませんね」(テレビ誌ライター)
豊富な人生経験を生かした真理をつく上沼の哲学。“関西の女帝”あらため“恋愛番長”と変貌を遂げた瞬間なのかもしれない。
(木村慎吾)