2020年末で活動を休止する嵐。そのカウントダウンはすでに始まっているが、ファンクラブ会員は反比例するように増えている。
その理由は、現在20周年記念ツアーの真っ最中で、この秋も10月30日の東京ドームに始まり、札幌ドーム、大阪ドーム、福岡ドーム、ナゴヤドームの全国5大ドームで12月25日までコンサートを行うことが決定しているからだ。
「ジャニーズのチケットは、基本的にFC会員でないと入手することができないので、コンサートに行きたければ会員になるしかない。これが最後になるかもしれない嵐のライブ見たさに、会員が増えているんです」(女性誌記者)
休止活動発表前、約255万人だった会員は、8月の時点で約285万人にまで増加。初年度会費が5000円ということは、約15億円の増収という計算になる。グループとしての嵐は、解散ではなくあくまでも休止なので、FCも存続するという。
「ジャニーズの中でFC会員1位の嵐。その会員数は、2位のジャニーズJr.、3位の関ジャニ∞、4位のHey!Say!JUMP、5位のKinKi Kidsの会員数を足しても嵐には及びばないという圧倒的な数。渋谷すばる、錦戸亮が脱退しても関ジャニ∞が解散しないのも、FC収入に影響があるからなのかもしれません」(芸能ジャーナリスト)
ただし、嵐が完全休止した以降は、FC会員も激減するのではという不安もある。
「嵐の会員を辞めたのちに、別のグループの応援に流れるのではという楽観論もありますが、嵐のファンは比較的年齢層が高く、新しいグループの推しになることは少ないのではと言われています」(前出・女性誌記者)
次々とJr.をデビューさせているのは、FC会費収入をできるだけ維持したい思惑があるのかもしれない。