元モーニング娘。の辻希美が9月28日、自身のインスタグラムアカウントを更新し、運動会のお弁当を家族で食べている写真を掲載している。
辻は長女と長男、次男が通う小学校で開催された運動会に参加した様子を伝え、キャラクターを模して作ったおにぎりやおかずを含む豪勢なお弁当を囲んでいる家族の写真を添付すると、「運動会でお弁当を家族で食べると言う決まり…ずーっと変わらずあり続けて欲しいなぁと私は願います」とも綴り、ハッシュタグにも“家族でシート敷いて輪になって食べるこの決まり この先なくなりそうで怖い”という懸念が付されていた。
「辻を心配させるのは運動会のお弁当タイムの消滅ですが、最近では小学校だけでなく幼稚園などでも運動会を午前中までに終わらせたりと、短縮化が進み、お弁当についても親にきちんと用意してもらえる児童とそうでない児童が出てきてしまう為、一律で給食に統一してしまうという案もあるとされています。辻のようにお弁当を家族全員で輪になって囲むことを“決まり”にし、家族団欒を楽しんでいた家庭からは反発の声も出ていますが、一方で長過ぎる運動会の拘束時間によって熱中症に見舞われる児童がいたり、家庭の事情で他の家族からお弁当を分けてもらう必要がある児童が存在するのも事実ですからね。各々の立場によって賛否両論が巻き起こってしまう複雑な問題といえるでしょう」(エンタメ誌ライター)
今回の辻の投稿に対してもネットでは多種多様な体験談が飛び交っている。
「父子家庭という事情により、運動会が催される度に友達のところでお弁当を食べさせてもらっていたことが恥ずかしかったとする体験談や、中学の体育祭で熱中症によって何人も倒れていたと振り返るケースなどもコメントとして寄せられています。また、たとえ一部であってもそうした辛い想いをする人間がいるのであれば、お弁当を家族単位で食べるという文化自体をやめる必要があるとする指摘も出ています。他にも『うちの学校は運動会では子供たちは教室でお弁当。学校に残りたい保護者は体育館で食べるスタイル』『弁当作りで自己顕示欲を満たしている人は弁当見せびらかしたいだけかもしれませんね』『個人的には校庭にシート広げておにぎりやおかずを家族で食べるというのは楽しみではあるけど』など様々な視点からの声があり、一概に“無くすべき”や“継続すべき”とも断言できない問題であることが分かります」(前出・エンタメ誌ライター)
昨年12月に生まれた三男を含め、4人の子供を抱える辻と、その夫で俳優の杉浦太陽にとっては貴重な賑わいを楽しむお弁当タイムだが、全ての人が和気あいあいとした時間を満喫できているわけではないというのも事実だ。
ファンが辻&杉浦家のSNSでその様子を見られるのも今年が最後になってしまうかもしれない?
(木村慎吾)