生活雑貨などの輸出入や販売などの事業を展開する専門商社のアイレット社が2019年6月、全国の20~30代で2~6歳の子どもが2人以上いるママを対象に「親子のお出かけ」に関するインターネット調査を実施。その結果、「休日に親子でお出かけは多いですか?」という質問に対して、「はい」と回答した人は86.1%と、8割を超えたそうです。その理由として多く挙がったのは、「外で遊ばせるため」(38.3%)、「いろいろな経験をさせるため」(30.1%)、「出かけることが好き」(24.4%)など。家族の幸せと子どもの成長のために、お出かけは大切と考えている人が多いようです。
そんな“お出かけ”のときに困ることを訪ねると、「子どもが走り回るので一緒に行く場所が限られる」(40.7%)「おんぶや抱っこで腕が疲れる」(37.7%)「子どもが迷子になる」(8.3%)「ベビーカーがかさばる」(4.7%)などが挙げられたそう。「お出かけのとき、どのようなことをパパに協力してもらえると助かりますか?」という質問には、「子どものおんぶや抱っこをしてもらう」(31.4%)「子どもと遊んでもらう」(29.4%)「荷物を持ってもらう」(14.4%)「子どもをずっと見ていてもらう」(10.5%)「積極的に子どもと会話してもらう」(7.2%)「お出かけの計画をしてほしい」(4.2%)などが挙がっていたようです。
普段、子どもの世話はほとんどママがしているという家庭ほど、お出かけでのパパとの時間は貴重なもの。ママが困るくらいですからパパにとっても負担のかかることですが、少しでも手伝ってもらえると、ママにとっても最高のお出かけとなりそうですね。
家族でのお出かけは、“パパのかっこいい姿”を見せるチャンス。子どもがパパに憧れる気持ちを改めて膨らませる時間になると、お出かけ後の子どもとの関係性もよりよいものとなります。ぜひ“行き先の計画”時点から、積極的に関わってはいかがでしょうか。
(Nao Kiyota)