自分の職場に新人がやってきて、新しいことを教えたり指導したりしているときに、その新人が大事なことをメモを取ろうともしなかったらどうしますか? ある女性向け掲示板では、いろいろな意見が飛び交っていました。詳しくみていきましょう。
相手のことを思って、「メモ取らなくて大丈夫?」と声をかけたり、「メモを取ってその内容を明日まできれいにまとめてくるように」と指導したりするなど、とても親切な先輩がいました。一方で、「書くものないの? 貸そうか?」とメモを取るのを何気なく促すという方法もあるようです。ただ、何度言ってもメモを取らない新人もいるようです。
元外資系コンサルタントの清水久三子さんの著書「外資系コンサルに学ぶ 聞き方の教科書」(東洋経済新報社刊)によれば、メモを取る意味は大きく分けて2つあり、一つは、重要な発言を書き留めて忘れないようにすること。もう一つは、熱心に聞いていることをアピールすることなんだとか。メモを取らないのは、重要なことを指示しているのに「大丈夫なのかな?覚えられるのかな?」と相手に思わせてしまいますよね。また、仕事ができない人、ちょっとヤバいやつ、と思われる可能性もあります。そうならないためにも、メモを取る意味を、初めに新人に教えてあげるのがいいかもしれませんね。