歌手のきゃりーぱみゅぱみゅが11月8日、自身のツイッターを更新。児童相談所の存在価値についての疑問を呈するも、世間はすっかり呆気に取られてしまったようだ。
きゃりーは「児童相談所ってほんとに意味あるのか?連日子供が虐待されて亡くなってるニュースが多くて胸が痛いです」と、児童虐待による死亡事件を受けて、やるせない気持ちを綴ったツイートを投稿。
児童虐待についてはきゃりーに限らず、国民の多くが加害者への憤りを覚えていることだろう。しかし、今回のきゃりーの「児童相談所ってほんとに意味あるのか?」という発言については世間から「え?この人、何言ってるの?」「意味ありますよ。あなたも働いてみては?」「児童相談所があって助かる命もあります」「おバカなんだから、思ったことをなんでもかんでも発言しない方がいいですよ」と、批判が殺到。思わぬ炎上騒ぎを受け、きゃりーも同投稿をすでに削除している。
「きゃりーといえば、10月31日に渋谷ハロウィンについて『ハロウィンいつからこんなに治安が悪くなったんだ?バイクの音ふかしたり爆音でEDMかけたりめちゃめちゃダサイ。クラブに行け!!!知らんけど!!!!!!!!』と、渋谷に集まった若者たちに苦言を呈したことが、世間から称賛されたばかり。これはきゃりーが原宿ファッション文化を長きに渡ってけん引し、奇抜な衣装でパフォーマンスしていることもあって、ある意味、このカルチャーも専門分野という認識が世間にも少なからずあったからこそ、よくぞ言ってくれたといった感じもあったでしょう。しかし、今回の児童相談所発言について、きゃりーの心情を察することは可能ながらも、犯罪が完全になくならないから『警察って意味あるのか?』と言っているようなもの。児童相談所についての知識が乏しいことが露呈される結果となってしまいましたね」(エンタメ誌ライター)
渋谷ハロウィンについて言及した後の世間からの称賛の声、そして今回の児童相談所についての迂闊すぎる発言での炎上。
きゃりーとしては天国から地獄に突き落とされたような感覚だろうが、良くも悪くも芸能人の持つ影響力の強さを身をもって体感することとなってしまったようだ。
(権田力也)