フリーアナウンサーの青木裕子が11月28日、東京都内で開催された「第12回ペアレンティングアワード」の授賞式に出席し、育児において心がけている点などを語っている。
2013年にお笑いコンビ・ナインティナインの矢部浩之と結婚し、翌年に長男を、2016年には次男をもうけている青木。2019年に多大なる影響力をもたらした「ママ部門」での表彰を受け、「(育児をしてきたことへの)ご褒美だと思って受賞しました」と語ると、「ひとりで出来ることはわずか。家族はもちろん、ママ友やご近所の方、子供の習い事の先生など、本当にたくさんの方の手を借りて楽しく日々を過ごすことができています」と周囲への感謝の言葉も述べている。
また、子供を注意する際に心がけていることについては「なんで怒られているのか、子供が理解できるように話をしている」とし、続けて「叱る時はその場で、というのを意識している。夫は、外で私が叱ると、とても嫌がるのですが、今やったことがいけないというのをその場で言うことが大切だと思う」とも力説。外出先であっても、子供の理解を促すためにはその場その場での対処が重要だと唱えた。
「ただでさえ外出先では周囲から好奇の目を向けられてしまうであろう矢部からすれば、あまり出先では声を荒げないでほしいというのが本音なのかもしれませんが、青木の育児に対する本気な姿勢が垣間見えるこの発言にはネットから『娘が2人居ますが、家とか外とか関係なく悪いことをしたらその時に怒ります。その時に教えなければ自覚させる大切な機会を失うと思います』『バカ親が最近多い中、ちゃんと叱れるこの方は素晴らしいと思う』『まさにその通り』『後からでは何がいけなかったのか分からないと思う。現場で叱ろう』と支持する反応が大半でした。子育てほど千差万別で、正解が存在しないものはありませんが、やはり家の中だろうが出先だろうが、“悪いことは悪い”としっかり子供に理解させるべきだというのは世のお母さんにとっても共通認識なのかもしれませんね」(エンタメ誌ライター)
慶應義塾大学を卒業し、まさに才色兼備を地でいく青木だが、子育てにおいても繊細なケアとなりふり構わないタフさを兼ね備え、“立派なママ”として日々を奮闘しているようだ。
(木村慎吾)