立川志らく、武漢帰国者への「隔離という言葉はとても冷たい」発言に賛否!

 落語家でタレントの立川志らくが2月1日までに自身のツイッターアカウントを更新し、新型コロナウイルスの感染が疑われる人々を対象に使用される“隔離”との表現を「やめた方がいい」と語っている。

 中国の武漢で発生した新型ウイルスの蔓延が世界で猛威を振るう中、志らくは1月31日にツイッターで「武漢からの帰国日本人を隔離しろという風潮だかそれは当然だと思うが」と書き出すも、「隔離という言葉はやめた方がいい。とても冷たい」とその表現に苦言を呈し、別の投稿では「隔離ではなく保護」と言い方を変えるよう提案。続けて、2月1日にも「隔離のままでもかまわないし、ただ私は自分の大切な人が隔離と言われたら悲しいのでそれは災害ゴミとメディアに言われて悲しんだ被災地の人と同じ感覚」と同件に触れ、改めて“隔離”という言葉は対象者を傷付ける表現だと主張した。

 落語家として長いキャリアを築く志らくだけに、繊細な言語表現の差を過敏に反応してしまうのかもしれないが、この指摘に対してはネットで賛否の声が巻き起こっている。

「突き放したような印象を与える“隔離”との表現は確かに冷たさが伝わるもので、『保護にすべきでしょうね。隔離は差別を連想させます』『言い方は大事ですね。無駄に対立を煽るような事がないようにしないと』と志らくに同感するリプライも散見されましたが、やはり急速な感染拡大がまさに今起きている状況下では“冷たい”や“悲しい”といった感情よりも、厳しい言葉を使ってでも事態への対処に専念するべきという声が多数です。中には『情緒でうごいていたら使える言葉がなくなってしまう』『もう隔離だの言葉を気にしている次元じゃないんですよ』という指摘もあり、保護という表現では現状の緊急性がさほど伝わらず、対処のスピードに影響を与えてしまうとの見解もあります」(テレビ誌ライター)

「大切な人がもしも隔離されたら…」と感傷に浸るのも無理はないが、凄惨なパンデミックとならぬよう、今は最も的確に真意が伝わる“隔離”という表現に頼らざるを得ないのかもしれない。

(木村慎吾)

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