普段、何気なく食べている「おでん」。実は、より美味しく食べるコツがあるのをご存知ですか? そんな意外と知らない、おでんのトリビアを紹介します。
■45分以上煮込んではいけない
紀文食品の「鍋白書2016」のデータによれば、おでんの調理にかける時間の全国平均は下ごしらえ31分、煮る時間60分でした。でも紀文食品によると、実は美味しいおでんを作るには「煮込み過ぎないのがコツ」なんだとか。理想は45分。煮崩れせず、汁のうまみと具材本来の風味がバランスよく味わえる煮込み時間だそうですよ。
■沸騰させてはいけない
同じく紀文食品によると、沸騰させずにふたをしないで弱火で煮ると、だし汁が濁りにくいそうです。
■練り物は15~20分、はんぺんは火を止める直前に
ちくわなどの練り物は45分も煮込む必要はないそうで、15~20分でよいのだとか。はんぺんは火を止める直前に入れて温めるだけ。これでフワッフワのはんぺんになります。
ついついグツグツとさせてしがちな「おでん」。美味しくいただくには、どうやらコツがあるようですね。この冬、おでんを作る機会にはぜひ取り入れてみましょう。