蛭子能収の引退によって「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」(テレビ東京系)が終了してから約1カ月。熱心なバス旅ファンの声に応えたのか、第13弾が2月19日に再放送された。それも19時スタートというゴールデンタイムでの放送。再放送とは思えない破格の扱いを受けた。
それだけにファンの注目度は高く、放送中もSNSに多くの書き込みがあったが、特に目立ったのがマドンナを務めた田中律子への批判だった。中には「史上最低のマドンナ」と憤慨する声まで。
「今回再放送された第13弾は再放送されず、DVDにも収録されておらず、ネットフリックスなどの配信サービスでも配信されていないため、“幻のバス旅”と言われていました。一時は『お蔵入りになったのでは』とも囁かれていましたが、その理由が田中だというのです。彼女がテレビ朝日系の『路線バスで寄り道の旅』にレギュラー出演したため、テレ東が怒って封印したと言われています。今回、やっと日の目を見ましたが、こうしたことからバス旅ファンの田中に対する評判はよくなかったんです」(テレビ誌ライター)
田中のせいで待たされたという先入観があるうえ、いざ放送を観てみたら態度がよくなかったから、よけいに批判が強くなっているというわけだ。
「田中は蛭子と10年近く一緒に番組をやっていたことで心を許しあっているようで、田中が蛭子に対してフランクな態度を取ることが目立ちました。人によってはそれが不愉快に映ったようです。また、番組中のある発言にも批判が集まりました」(前出・テレビ誌ライター)
それは群馬県にある「上野入口」というバス停でバスを待っていた時のこと。一行の前に現れたのはワゴン車のバス。これを見た田中は「誰も乗ってないしぃ~。ウヒャャャャャ」と笑い声を上げた。
「ワゴン車をバスとして使うのは、地方のコミュニティバスでは珍しいことではありません。ですが、普段バスなど利用していなかったであろう田中には奇妙に見えたのでしょう。彼女の発言はワゴン車のバスを見下し、乗客がいないことをバカにしているようにも受け取れました。笑い方も品が感じられず、不愉快に思ったバス旅ファンが多かったようです」(前出・テレビ誌ライター)
これなら、いっそ永遠に封印してほしかった!?