少年隊の東山紀之が2月23日放送の「サンデーLIVE!!」(テレビ朝日系)に出演。ジャニーズ事務所からの退所を発表した中居正広がかつてリーダーを務めていたSMAPについて言及している。
番組では、21日に実施された中居の退所発表会見について取り上げ、2016年12月をもって解散した国民的アイドルグループ・SMAPについての見解を求められた東山は、「すごい革命を起こしたなと思うのが、歌手の人、ダンサーの人、俳優の人、分離していたものを1つにした感じがする。1つのエンターテインメントとしてコントもちゃんとやるし、そういう意味では、SMAPの前にSMAPはないし、SMAPの後に今のスタイルができたと思う」とコメントし、革新的だったというSMAPの活躍ぶりを絶賛。続けて、中居の功績についても「それを作ったリーダーだから、凄いことだなと思う」と評している。
また、中居だけでなく、木村拓哉を始め、すでにジャニーズを退所している香取慎吾や草なぎ剛、稲垣吾郎らもそれぞれの分野で活躍できているとも語り、「皆頑張ってるし、テレビで見られるから。そこは凄いことだなと」と終始“元SMAP”の5人を讃えていた。
「ジャニーズ事務所で最も長く活動するグループである少年隊の東山をして、“すごい革命を起こした”と言わしめたSMAPの存在感はやはり絶大だったということでしょう。とりわけ、5人それぞれがカラーを確立させ、独自のフィールドで勝負してきたという点は、その後に誕生したアイドルグループにとっては道標になったはずです。木村は大ヒット映画や高視聴率ドラマへの花形出演、中居は司会業、香取はバラエティタレント、草なぎは演技の道を極め、稲垣は主に芸術や文化面で幅広く活動し、それぞれの住み分けを徹底。そして、『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)で一堂に会した際には、他のアイドルが決してやってこなかったコントに臨むなど、常に開拓者精神を忘れず、アイドルの王道と異端を融合させた稀有なケースだったと言えるでしょう。そうしたSMAPの輝かしいキャリアを、解散して3年が経過した今になって、ジャニーズの大御所である東山がテレビの中できっちりと表現したことは非常に意義深いですね」(エンタメ誌ライター)
そんなSMAPが、次に“革命”を起こすのは一体いつの日になるのだろうか?
(木村慎吾)