女優の遠野なぎこが2月24日、自身のオフィシャルブログ「Nagiko Tono Official Blog」を更新。電車に乗った際、乗客の新型肺炎に対する予防意識の低さに驚いたと不満を述べている。
遠野は「今日久しぶりに電車に乗ったのね」と書き出し、新型コロナウイルスの感染拡大が連日にわたって報じられていることから、「想像だと、9割くらいの人がマスクをしているのかと思いきや…」としながらも、「私が今日移動した場所に関しては、そこまでじゃなかったです。個人的な感覚としては、5割強って感じだった」とマスク着用率の低さに不満げな様子を見せた。
また、「テレビであれだけ注意をされているから皆んな徹底しているんだろうなと思って観察していたら“手すり”だったりをティッシュやハンカチで掴んだりする人も皆無。掴んだ後に除菌する人も全く見かけなかった。(たまたまかもしれないけど)」と疑問を呈すると、「隣の人がマスク無しでクシャミをした瞬間、失礼だとは思いつつも即その場を離れました」とも語っている。
「遠野は、自身が『性格的に気にし過ぎなのは自覚している』と釈明してはいますが、マスクの着用はそもそも入手困難な事情もありますし、電車のつり革や手すりを掴んだ後に除菌する乗客を目撃する方がレアでしょう。“潔癖気味”と自称する遠野らしい意識の高さなのかもしれませんが、ネットではその過剰な怒りについて『個人がいちいち手すりとか除菌しない。マスクだって入手困難だし、してない人を非難しないでほしい』『手すりを消毒する人なんて見たことない。イライラするだろうから収束するまで電車はやめたほうが良いですね』との指摘が出ています。遠野の言う除菌は握った手指の方を指しているのかもしれませんが、いずれにせよそこまで潔癖性なのであれば、やはり電車での移動を避けるべきかもしれませんね」(テレビ誌ライター)
ブログ内では他にも、感染拡大が叫ばれる中、子連れで人混みのイベントなどに参加している大人に対して「申し訳ないけど私には自分勝手な行動にしか思えなくて」と厳しく指弾した遠野。コロナウイルスが蔓延するにつれ、遠野の怒りのタネもまた激しく拡大を続けているようだ。
(木村慎吾)