ビジネスパーソンはもちろん、とくにワーキングマザーともなると、少しでも効率よく動くためにタイムスケジュール管理が欠かせません。また、突発的な止むを得ない「早退」などのことも考えて、日頃からやっておくべきこともチェックしたいものです。そこで、賢いワーママがやっている、仕事術を紹介していきましょう。
■一つひとつのタスクでどのくらい時間がかかるか把握する
スケジュール管理というと、よくタスク管理が重要といわれます。でも、タスクを洗い出して優先順位をつけ、ただ実行するだけになっていませんか? そんなやり方では、結局は洗い出したタスクが全部終わらなかったということにもなりかねません。
自身もワーキングマザーである保科浩子さんは、著書「『忙しい』が口ぐせのあなたにワーキングマザーが教える 自分の時間が増える36の時間管理術」(インプレス刊)の中で、それを回避するには最初からできない量のタスクを計画するよりも、一つひとつのタスクにかかる時間を把握し、どのくらいで終わるのかを考えれば無謀な計画にはならずに済むと述べています。時間が把握できれば、無駄をなくすことだってできますよね。まずは自分の仕事、家事、それぞれにかかる時間を計ってみるとよさそうです。
■残業日は週2日などと決める
フルタイム勤務のワーキングマザーは、残業しなければ仕事が追い付かないということもあるのではないでしょうか。でも、毎日残業していては、家庭との両立はできません。そこで、残業は週2日というように日にちを決め、その他の日は早く帰って子育て、家事を優先するとすれば、効率よく物事が進められる可能性はグッと高まりますよ。
■普段から信頼を構築しておき、いざというときに休みやすくる
ワーキングマザーは、子どもの急な発熱などで早退しなければならないなど、何かと突発的なことが起こりがち。そんなときには、職場の周囲の人々に頼らざるを得ません。快く引き受けてもらうためにも、普段から会合に参加する、職場コミュニケーションをていねいかつ良好にしておくということが重要です。
ワーキングマザーは毎日大忙しですが、イキイキと活動すれば楽しいことも多いはず! タイムスケジュール管理などのスキルも身につけて、よりストレスのない毎日を過ごしましょう。