2018年末にM-1グランプリ審査員の上沼恵美子に対する失言で批判を集めたお笑いコンビ・スーパーマラドーナの武智が3月12日深夜、自身のインスタグラムアカウントで生配信を行い、再び暴言騒動を巻き起こしている。
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、舞台に立てなくなった芸人の中には生配信やネタ動画を投稿することでファンと交流するケースが増えているが、武智に関してはやはり“生配信”との相性が悪かったのか、些細なやり取りからリスナーと言い争いになる場面もあり、泥酔状態の武智の口から「ああいう低所得者の何の未来もないバカが言うてくるから」「給料13万くらいのバカは放っといたら良いんですよ」などと過激な言葉が飛び出した。
他にも否定的なコメントを寄せる生配信のリスナーに対し、「頭がいかれてる」「死ね、って。死ぬよ、そのうち。お前が先に死ね」といった暴言を浴びせ、またしてもインスタライブでその悪名を轟かせることとなっている。
「当初は新型肺炎の蔓延によって仕事が減っている現状への軽い不満からスタートした武智の配信でしたが、著名人のアカウントであれば一定数は必ず現れる程度の些細なヤジにも徐々に本気で反応してしまう事態となりました。翌13日に吉本興業配信の劇場動画に出演した際は、相方の田中一彦から騒動を一喝されると、低姿勢で謝罪し、そもそもインスタの配信をしていたことすら酔っていて覚えていないと釈明しています。舞台に立てない中、ライブ配信でファンと交流を図るのは良いことですが、これも立派な仕事の一貫であるため、泥酔状態で配信をすること自体が間違っているとも考えられます。ネットからも『さようなら』『SNS全てやめるべき』『本当に(上沼の件を)反省してたら、記憶無くなるまで飲むこと自体しないはず』『相方は解散しても良いくらい』との批判が集中しています」(芸能記者)
ようやく前回の騒動が忘れられつつあり、“共犯者”のとろサーモン・久保田かずのぶも徐々にバラエティ番組へ復帰し始めていた矢先の今回のトラブル。またしても武智の“完全復活”は先送りとなってしまいそうだ…。
(木村慎吾)