新型コロナウイルスの感染防止を目的に、3月2日に始まった小中高などの一斉休校。長すぎる春休みの影響として児童書や学習ドリルがバカ売れするといった副次効果も出ているが、一部には親たちが頭を抱える事態も起きているという。子育て中の女性誌ライターが指摘する。
「休校期間中にはテレビを見て過ごす時間も長くなりがち。しかし午前から午後にかけては子供が好むような番組は少なく、どうしても情報番組を見てしまうという家庭も多いようです。3月17日には不貞問題の渦中にある東出昌大が会見に臨んだのですが、これを見た子供たちにはどうやら《この東出って人は悪いことをしたらしい》という情報がインプットされてしまった模様。無垢な小学生が意味も分からず『フリン!フリン!』と連呼する様にはため息が出てしまいますね」
東出はこの日、映画「三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実」の公開直前トークイベントに出席。同イベントが終了するとそのまま東出の謝罪会見へと突入した。
「一人で真ん中に立つ東出に、マスク姿の女性レポーターたちが責め立てるように質問を浴びせる様子はまるで人民裁判のよう。なかには《杏と唐田、どちらが好きなのか?》というド直球の質問も飛び出し、東出が何度も頭を下げていたこともあって、子供の目にも《悪いことをした男の人がみんなに怒られている》という図に映ったことでしょう。もっとも子供たちが『フリン!フリン!』と叫ぶのもその日だけのはず。そもそも大人の愛憎劇になど何の興味もないので、それだけが救いですね」(前出・女性誌ライター)
世の親たちはテレビ局に対し「昼から子供向け番組を流してくれ!」と切望しているに違いない。
(白根麻子)