新型コロナウイルスで家にこもりがちなこの時期、童心に帰って「塗り絵」でもしてみませんか。近年では大人の塗り絵がブームになったこともあり、大人用の本も多く、何十色もある色鉛筆も人気です。
塗り絵の基本は、外枠を塗ってから、真ん中を塗ること。そうすれば、はみ出ることなく上手にできますよ。とはいえ、全部同じように塗りつぶしてしまうと、のっぺりとした印象になってしまいます。そこでオススメなのが、色鉛筆の角度を変えて、色の質感を変えるテクニックです。
輪郭や目立たせたいところは、色鉛筆を立てるとくっきりとした線になります。髪の毛や、川の流れ、木の幹などは、流れや動きに沿って塗るといいでしょう。また、色鉛筆を倒して使うと、ふんわりとしたやわらかい印象になります。
慣れてきたら、重ね塗りにも挑戦を。このときは、薄い色から塗っていきます。例えば、葉っぱのときは薄い黄緑でベースを塗り、その上から少し濃い緑、葉脈や影になる部分はさらに濃くしっかりと塗っていきます。そうすることで、立体感が出てきます。集中することで、リフレッシュもできますので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。