3月31日放送の「ザ!世界仰天ニュース 20年突入4時間SP!!」(日本テレビ系)で、MCの中居正広と、スペシャルゲストとして登場したタモリとのエピソードトークに目頭を熱くした視聴者が続出したようだ。
中居の父親の正志さんは2015年にがんで亡くなったのだが、闘病中の病院には松本人志らが見舞いに訪れたという。中居は「父さんは自分が亡くなるとわかっていて、自宅の部屋に戻りたいと言って。それじゃあ実家に戻ろうと。そうしたら、実家にタモさんも来てくれた。タモさんはサプライズで」と説明。タモリが実家に訪れた時は、正志さんの体調はかなり悪かったようだが「今みんな集まっているからって伝えたら、力を振り絞って(みんなの前に)『行く行く』って。みんなでご飯食べたり、カードゲームやったりして」と楽しい時間をともに過ごしたという。
スタジオではタモリが正志さんにキスを迫る写真や、2人が笑顔で並ぶ写真が公開された。「最後はVTRを見てね。ウチの父と、僕らが生まれ育った所を一緒に巡るということをやっていて、それを全部DVDにして。小さい頃のアルバムを見ながら『ここで育ったね』『野球やったね』って、みんなでDVDを見ていたら(父が)そのまま眠ってしまって。『オヤジ寝ちゃったなあ』と思ったら、それから2日後ぐらいに目を覚ますこともなく」と正志さんの最期を中居は述懐。「だから、あれが最期でしたね」とタモリに話しかけると、「あれは素晴らしいなと思った。あれが最期だったんだよ。身体が相当悪かったのに、俺たちが行ったらね。いやあ、凄い関係だったよね」と正志さんとの思い出を語った。
「父親の話をしていた時に、中居が涙ぐみそうになった瞬間があったため、ネットには『中居くんの代わりにこっちが泣いちゃった』『芸能人も自分らと同じ人間なんだと思ったよ。テレビに出てる時には笑顔でも、つらい思いもたくさんしてるんだなって』『こういう最期うらやましい』など、しんみりした声が多数あがっていました」(女性誌記者)
涙をこぼしそうになりながらも、最後まで堪えて笑顔を貫いた中居。ジャニーズ事務所を退所した4月からは、これまでよりのんびりと仕事ができるのではないだろうか。