お笑いコンビ・さまぁ~ずの大竹一樹が4月14日放送のラジオ番組「伊集院光とらじおと」(TBSラジオ)にゲスト出演し、新型コロナウイルスの感染拡大によって在宅時間が増えたものの、その過ごし方に関しては苦悩も抱えているという。
できる限り三密を避けるべく、各テレビ局もバラエティ番組の収録を次々に中止しており、大竹は今週の仕事がこのラジオ番組の出演だけだと告白。「先週も一つかな」と一変したスケジュールについて説明すると、番組MCでタレントの伊集院光は先日、大竹の妻でフリーアナウンサーの中村仁美と会った際「(夫について)超愚痴ってた。子供の面倒は良いけど、旦那の飯が超面倒くさい。それをすごい言ってた」とし、中村の本音を暴露した。
人伝いに自身への愚痴を聞かされる羽目になった大竹は、「結婚して何年か分からないが、初めて。こんなに家に居るのが。史上初」と語り、「(家での)居方が分からない」と困惑。続けて、「家ではずっと立ってる。(中村から)“家は休む所じゃないから”って宣言を受けた。それ以来、立ってる。足パンパン」と外出自粛をする上での悩みを打ち明けている。
「常にお笑い界の人気者として多忙な日々を過ごしてきた大竹にとっては、現在のコロナ禍を貴重な休暇と捉えて乗り切ることもできそうですが、普段は中村が“支配”してきた自宅では容易く休むこともできないようです。中村の『家は休む所じゃないから』との宣言は夫の立場からすれば、一見酷な発言のようにも思えますが、家事に明け暮れる“全国の奥様方”にとっては的確に心情を表現した言葉だったのか、ネットでも『名言だ!』『私も言ってやりたい!…でも言えない』『妻にとって家庭は職場』との反応が続出。また、『たしかに子供が生まれてからはゆっくりしてると妻に申し訳ないと思い、なんかソワソワしてる。逆に会社の方が休めてる気がする…』といった大竹に似た嘆きの声も見受けられました」(エンタメ誌ライター)
当然、政府が各家庭の家事にまで“休業要請”を出すことはなく、夫や子供の在宅時間増加によって、むしろ主婦はやらなければならない作業が増えているという現状がある。
中村の家事を邪魔しない為にも、大竹は当面の間、“立ち続ける日々”が続いていくことになりそうだ。
(木村慎吾)