お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志が4月20日、自身のツイッターアカウントを更新し、コロナ禍による外出自粛生活を続ける中での心境を綴った。
4月7日に政府から緊急事態宣言が発出されて以降、SNSの更新頻度が増している松本は、写真を使った大喜利を開催するなどし、ツイッター上でファンとの交流を楽しんでいるが、20日には「今日も自宅に居て何もしなかったなー」と仕事の無い日々が続いていることを告白。
しかし「いえいえ。今日も自宅に居てコロナを阻止しましたよ」と続け、決してネガティブに捉えることなく、今は自宅待機の生活に耐え続けることがコロナの感染防止に繋がる模範的な行動であることを表現した。
「独身貴族を謳歌していた尖った時代の松本であれば、国からの外出自粛要請にきちんと応じていたか怪しいところですが、今や娘を育てる父親の立場。平時には後輩芸人らと“密な”環境下で飲み会に参加していても、このご時世ではしっかりと国の要請に従い、4日のツイッターでは『地球人が大変なことに直面している。外でワイワイしているのは宇宙人か?』とつぶやくことで、家から出ないよう呼びかけています。今回のツイートでも、自宅で何もしなかったことに虚無感を覚えるのではなく、国内のウイルス感染防止に協力したと前向きに解釈するようなメッセージが含まれ、ネットでは『良い考え方。今のところ自宅が1番安全です』『影響力の大きい方だから、この様な発信は良い事ですね』『話術のプロらしい素晴らしい発信』『どこに行けなくてつまらない、と思うより、もしかしたら、ほんの少しでも役に立っていると思えたら、無駄じゃないと思える』といった称賛の声が集まっています」(芸能ライター)
741万人という、“日本で最もツイッターフォロワーの多い著名人”の名誉に恥じない、手本となるようなツイートだったと言えそうだ。
(木村慎吾)