4月29日放送の「特捜9 season3」(テレビ朝日系)第4話に戦隊ファンが感動したようだ。
この日の放送には3月まで「騎士竜戦隊リュウソウジャー」(テレビ朝日系)でリュウソウグリーン/トワを演じていた小原唯和、マスターブルー/先代リュウソウブルーを演じていた渋江譲二、リュウソウジャーらを支える古生物学者・龍井尚久を演じていた吹越満が一斉出演。さらに「騎士竜戦隊リュウソウジャー」の全48話中28話を手掛けた脚本家・山岡潤平がこの日の脚本を担当。放送前から「リュウソウジャーすぎる神回」と話題になっていた。
ところが放送中盤では、小原演じる登が山田裕貴演じる新藤刑事に野球をあきらめることになったきっかけを告白するシーンがあり、戦隊ファンだけでなく、山田ファンをも熱くしたようだ。
「山田は2011年2月から放送された『海賊戦隊ゴーカイジャー』(テレビ朝日系)のゴーカイブルー/ジョー・ギブケン役で俳優デビュー。父親は広島東洋カープで内野手として活躍し、現在は一軍内野守備走塁コーチの山田和利。山田自身も小・中学校まで野球をやっていましたが『プロ野球選手になれないなと思い、高校でやめてしまった。でも悔しかった』と語っています。そのため、山田のリアルな過去と小原演じる登の過去が重なって見え、ファンにとっては胸熱のシーンとなったようです。戦隊シリーズの先輩後輩がまったく違うドラマで共演しているだけでも、戦隊ファンは感激。そこに山田のリアルエピソードが加味されたのですから、感極まるのも当然でしょう」(テレビ誌ライター)
テレビ朝日ならではの粋なキャスティングを今後も期待したい。