“炎上商法”も期待できない?
NHKの元アナウンサー・青山祐子が5月15日、YouTubeチャンネルを開設。絵本の読み聞かせ動画をアップして、YouTuberデビューを果たした。
16日にアップされた記念すべき1本目の動画は、新型コロナウイルスの感染リスクに晒されながらも最前線で戦っている医療従事者、そして我々の生活を守るために働いてくれているエッセンシャルワーカーに感謝の言葉を述べるところからスタート。
そのうえで「私はこの度、子どもたちのために絵本を読むことに致しました。絵本を通して、少しでも楽しい気持ち、ちょっと気持ちが明るくなるようになればなと思っています」と、自粛生活でおうち時間が増えた子どもたちのために、絵本の読み聞かせ動画をアップしていくことを宣言。続けて「大変な時ではありますが、できるだけ前を見て頑張っていきましょう」とコメントし、視聴者に向けてエールを送っている。
その後、読み聞かせ動画を同日中に10本アップしており、チョイスした題材は「さるかにがっせん」「はだかのおうさま」をはじめ、4児の母である青山が実際に子どもたちに読んでいる作品とのこと。
しかし、好感度に難がある青山アナとあって、YouTuberデビューには批判的な声ばかりが目立っている。
「12年1月に産休を取得すると5年間に4子を授かり、約7年も産休と育休を取り続けた青山アナ。長期休暇で給料をもらっていたことだけでも厳しい目が向けられていましたが、結局現場復帰することなく昨年3月に退局して大炎上。今年3月に『深層NEWS』(BS日テレ)にコメンテーターと出演し、8年ぶりのテレビ出演を果たしていますが、香港在住の青山アナは『ときどき(日本に)帰ってきた時に仕事ができればなぁ…』と悠々自適にコメントしたことで、さらに世間の怒りを買ってしまいました」(エンタメ誌ライター)
そんな青山アナのYouTuberデビューとあって、「子供には絶対に動画は見せません」「子どものために動画を出す前にNHKのために働くべきだったのでは?」「約7年も産休・育休を取ってた人には、この時期に仕事してる人なんて信じられないんでしょうね」などと、ネット上では言われたい放題。
青山アナもアンチの攻撃を予想したのか、コメントを投稿できないように設定しているものの、全ての動画で高評価の約6倍の低評価がついている(20日正午時点)という有様だ。
「チャンネル登録者数はわずか100人ちょっとで、一番視聴されている動画でも800回再生程度という素人YouTuber並みの悲惨な状況です。子どもをターゲットにした絵本の読み聞かせ動画とあって、自分の言葉で何かを発信するわけでもないため、アンチが動画を見たところで揚げ足を取れるポイントがなく、アンチにも放置されているのが現状です」(前出・エンタメ誌ライター)
ならば、その好感度の低さを売りにして炎上商法で再生回数を狙うのも手だろうが、さすがにそんなキャラでもない。今回の動画は2週間限定の公開だそうだが、“需要がない”のが明らかなだけに、2週間後はひっそりとチャンネルを削除することになっているかもしれない!?
(田中康)