「どうしてあの人はどんどん昇進していくのだろう?」「事業を始めたばかりなのにすぐに売り上げがアップするなんてスゴい!」
お金に好かれているかのように、どんどん裕福になっていく人たちをみると、どうしてそんなふうになれるのかうらやましく思いませんか? 実は、同じ時間働いていても、成功する人とそうでない人とでは決定的な違いがあるのです。
■相手を幸せにする人が成功する
生み出した製品がヒットするかどうか、新しく始めたサービスを多くの人が利用するかどうかは、買い手が「欲しい!」と思うかどうかにかかっています。成功する人は、「こんな商品やサービスがあったら、本当に助かる(うれしい)」というものを生み出しています。つまり、相手を幸せにする力があるのです。
そうした人たちに共通するのは、自分が稼ぐにはどうしたらよいかよりも、困っている・欲している相手に必要なものを届ける方法を考えていること。何でもよいから高く売りたいと考える人と、薄利でも多くの人を幸せにするものを提供しようとする人とでは、後者の方がずっと実績を出しやすく成功しやすいのです。それは、「出資してもらいたい場合」でも同様。多くの人を幸せにする事業ほど、多くの人から応援してもらえる事業なのです。
■自己価値が高く、自分を大切にする人が成功する
そんな成功者になるには、どのように生きればよいのでしょうか。『宇宙一ワクワクするお金の授業』の著者・大石洋子さんは、「お金がいっぱい入ってくる人=自己価値が高い人」と述べています。自己価値の高い人とは、自分を大切に扱える人。例えば、清潔でキレイな部屋に住んでいる、ながら食いをせず食べ物に向き合っている、満員電車ではなくグリーン車を利用して移動時間に落ち着いて仕事をしている人なんだそうです。
自分をていねいに扱う人は他人も同じように大切にできる人ですし、基本的なことや小さなことでもていねいに向き合える人は、どんな仕事でも細やかな配慮で向き合える人です。日々の一つひとつの行動が評価につながり、周りの人からの評価を高めているのでしょうね。
千里の道も一歩から。成功する生き方を選んでみてはいかがでしょうか。
(Nao Kiyota)