お笑いコンビ・千鳥のノブが5月24日放送の「ボクらの時代」(フジテレビ系)に出演し、妻への“上から目線な発言”を先輩の今田耕司から咎められる一幕があった。
コロナ禍での外出自粛生活についての話題となり、今田が「この1カ月半で人生が変わった」と切り出すと、「素人主婦だから時間の使い方が下手くそ。何がどれくらい持つかのメドが立たへんから、常に家事に追われてる」「これにお子さんおってやで、お仕事あっての主婦も大変やし、専業主婦、どっちも凄い。結局は家族の助けがないとあかんねんな」などと話し、家庭を支える女性のありがたみを痛感したという。
続けて、今田は「週に1回とかな、外食できる余裕あるんなら、『主婦業お休みしてください』とか、(そういう日を)作らなあかんな」と語ると、既婚者のノブも「(コロナの)騒動に入る前にブワーッと仕事させてもらってて、嫁はずっと子育てしてるんで、1回『息抜きで1日くらい友達と遊んでき』っていう日を与えたんです」とコメント。ここですかさず今田が「今のもあかんで」とノブのトークを制止し、「『日を与えた』っていう言い方がもう全然分かってない」と“上から目線な表現”を注意していた。
「まるで雇用主のように“休日を与えた”というノブの表現をすぐに咎めた今田には『やっぱり頭が良い』『思いやりがある』といった称賛が集まった一方、ノブには亭主関白なイメージが付いてしまったようです。今田からの指摘を受け、『あかんな』とすぐに反省していたノブですが、専業主婦の大変さを熱弁する今田のトーク中も『嫁は大変でしょうね』とどこか他人事のような相づち。今やバラエティ番組で見ない日はないほどの人気タレントとなった千鳥ですから、一家の大黒柱としての意識が強いのかもしれませんが、ネットでは『“与えた”はあかん』『ノブ、良い旦那ぶった発言して自爆』『素で妻を下に見てそう』『こういうアピールする旦那いるよね』といった反応も。些細な表現の違いなのでしょうが、敏感に反応する女性も多かったようですね」(テレビ誌ライター)
ナインティナインの岡村隆史による“女性蔑視発言”が騒動となった以上、たとえ身内であっても、女性について言及する際はその言葉尻にも注意深くなる必要があるのかもしれない。
(木村慎吾)