「テレメイク」をご存知ですか? これは、Web会議などのオンラインコミュニケーションで取り入れられている特別なメイクのこと。普段のメイクとは一味違うメイクで、実践している人は増えているそうです。
化粧品全般の製造・販売を行っている伊勢半が2020年5月、20~50代の全国の女性601人を対象におこなったweb調査で、約3人に2人(66.6%)が外出自粛期間中にもメイクをしていることが分かったそう。
外出自粛中のメイクには、必要な外出のためのものや室内で気分を高めるためのものだけでなく、テレワークのためのメイクもあるそうで、「テレビ会議のためのメイクで心がけていることは何ですか?」という質問には、「すっぴんに見えないようなメイクを意識している」(61.9%)、「血色よく(顔色が良く)見えるようにしている」(42.9%)、「目がぱっちり見えるように意識している」(33.3%)などの意見が寄せられたとか。画面に映る顔は、画質が荒くなったり縮小されて見えたり暗く見えたりするため、明るい表情を見せるために普段と違うメイクをする必要があるようですね。
同調査によると、目元にブラウン系のアイテムを使うと、柔さや優しさを演出でき、暖色を取り入れると明るく見え、目の下にハイライトを入れるとレフ板効果で目元を明るくすることができるそうですよ。
色合いや明るさを調節することで、画面に映えるテレメイク。明るく元気な印象で画面越しにコミュニケーションすることで、話し合いが活性化しそうですね。
(Nao Kiyota)