緊急事態宣言が解除され、久し振りに出勤している方も多いのではないでしょうか。そんなとき、自分の足に合っていない、大きめのパンプスを選んでいませんか?
靴・皮革製品を企画立案・製造販売するfitfitが40代の女性665人に行ったアンケート調査によると、4割以上が「パンプスはきついと痛くなりがちなので、つい大きめサイズを買ってしまうことがある」と答えたそうです。
FHA認定上級シューフィッターの中村さんによると、大きいサイズのパンプスでは中で足が泳いでしまい、負担をかけたり足のアーチが崩れたりすることがあるそうです。痛みや違和感はメンタルにも影響を及ぼし、仕事や生活に支障が出てくる可能性も。そこで、中村さんに「正しいパンプス選び」のポイントをうかがいました。
■お店選び
触って確かめたり歩いている姿を見たりしてチェックしてくれる、トレーニングをしっかり受けた販売員がいる店を選ぶことが大切だそうです。
■パンプスの形
お気に入りのパンプスがあったら、まずは自分の足を横に置いて形を見ることがオススメだそう。つま先が角ばっているものがよいか、アーチ状になっているものがよいかは、自身の足の形に沿っているかで判断するとよいそうです。
■中敷きの形
しっかりと足を支えてくれるパンプスを選ぶには、試着してみて足の裏になるべく隙間ができないものにするのがよいそうです。
■ヒールの素材
衝撃を吸収して足への負担を軽減させるには、ラバーソールがオススメだそうです。
■左右の調整
足のサイズや形には、左右差がある人も多いといいます。左右で履き心地に差がある場合は、部分的にのばしたり、パッドを入れたりして調整してもらい、靴を足に合わせることが大切だそうです。
いかがでしたか? このように、日々の歩行を支えるパンプス選びでは、ネット通販ではなく直接お店に行って形や履き心地を確かめたり、調節したりすることが大切。ぜひ、これらのポイントを参考に、生き生きと過ごせるパンプスを見つけてくださいね。
(Nao Kiyota)