写真専門誌の「アサヒカメラ」が6月7日、Snow Man・向井康二のファンに対して異例の警告を発した。同編集部の公式ツイッターにて「恐れ入りますが、記事の転載はお控えください」と呼びかけたもの。同誌では「写真家や出版社の著作権のみならず、向井さんや #SnowMan のみなさまの肖像権侵害にもあたります」と訴えており、著作権侵害に当たる行為が目に余っていたようだ。
「向井は3月19日発売の4月号にて、アサヒカメラの表紙に初登場。同号から『巨匠と撮る白熱レッスン』との連載もスタートしました。出版業界では表紙をネットに転載する程度なら出版物の告知にもなるので許容範囲にしがちとはいえ、さすがに中身の記事を載せるのはアウト。ですが、向井のファンは当たり前のように記事をそのままツイッターなどで拡散していたのです。それが毎号のように続いてしまったらさすがに、版元の朝日新聞出版としても黙っていられなかったのでしょう」(出版関係者)
記事の転載という非常識な振る舞いはさすがに、Snow Manファンやジャニーズファンの間でも批判されることに。ネット掲示板では当該行為をとがめる声が続出している。それに伴って、一部のファンが以前から繰り返している悪質な行為も報告されているというのだ。
「ファンによると、ジャニーズ公式サイトに掲載されているブログや画像などの有料コンテンツが、当たり前のようにネットに転載されているのだとか。さらにはDVDの映像を抜き出してネットに公開するケースも。もはや明確な違法行為ですが、皮肉なことにそういった違法コンテンツほどネット上では“いいね”が付きやすいようで、承認欲求にかられた不届き者が続出する事態になっています」(前出・出版関係者)
そんな著作権などどこ吹く風といった連中からは、自らを正当化する発言すら飛び出しているという。出版関係者が続ける。
「その手の悪質ファンは、一部の週刊誌等がジャニーズ関連のスクープ写真を載せていることへの怒りをぶちまけており、《スクープでボロ儲けしているお前らに言われたくないわ!》と開き直る有様。さすがに“いいね”はほとんど付かないものの、反省の気持ちは一切ないようです」
ほとんどのジャニーズファンは、こういった悪質ファンのことを苦々しく思っているに違いないだろう。
(白根麻子)