爆笑問題の太田光が6月14日放送のラジオ番組「爆笑問題の日曜サンデー」(TBS系)に出演。不貞騒動に揺れるアンジャッシュ・渡部建とその相方の児嶋一哉にあるとされる“コンビ内格差”について言及した。
児嶋は、不貞で活動自粛中の渡部に代わってJ-WAVEラジオ「GOLD LUSH」に出演し、相方の不祥事を謝罪。その中で、アンジャッシュに存在するコンビ内格差や自身の甲斐性の無さから、日頃から渡部の悪態を相方として注意することができていなかったと反省していた。
これについて太田は「格差があったっていうけど、『そうかな?』って俺は思ったけどね」とし、「アンジャッシュで面白いのは児嶋だもんな」とコメント。これには相方の田中裕二も「面白いのは児嶋の方」と同調している。また、コントのネタ作りに関しても田中は「2人で色々話しながら書いていると思う」と語ったが、渡部が多くのバラエティ番組や特番でMCを任されるケースが多いことから、コンビ間における収入格差の可能性があったこと自体は否定しなかった。
「今回の報道後にはネットやSNSでも“渡部より児嶋の方が面白い”といった反応が多く上がり、児嶋の活動を応援する声が殺到していましたが、やはり仕事ができて器用な渡部とドジな児嶋といった構図は長くアンジャッシュのイメージとして根付いてきたのも事実。その背景には、やはり天然な児嶋のエピソードが強烈すぎるという要因もあるでしょう。今でこそ渡部はグルメ王として君臨していますが、元々は児嶋があまりに料理や食材の知識がなく、グルメロケでまともなコメントができなかったため、代わりに渡部がより多くの役割を背負わなければならなかったという経緯があります。代表的なものでいえば、児嶋は豚肉と鶏肉、牛肉を区別することができず、レタスとキャベツの違いも分からない。さらに『キノコに至っては意味が分からない』と嘆いたこともあるほど。この児嶋のマイナス分を埋めるべく奮闘した渡部に対し、プライベートでの態度をキツく叱ることは立場上できなかったのでしょう」(芸能記者)
また、MCを任される芸人と、ガヤやひな壇芸人として番組に招かれる側の芸人とでは、支払われるギャラがケタ違いであるともされており、こうした点でも児嶋が渡部に劣等感を覚えていた可能性がある。
さすがに今更キノコの意味を理解するのは難しそうだが、しばらくは渡部の分までしっかりと稼働し、アンジャッシュというお笑いコンビを根底から支えていく必要がありそうだ。
(木村慎吾)