在宅で仕事をしていると、肩こりなどの不調を感じませんか?
ウーマンウェルネス研究会が、在宅勤務をしていて在宅時間の増加した首都圏の20~59歳の男女455 名に対して実施した、『在宅疲れに関する意識調査』によれば、74.3%が不調を感じているとの結果に。さらに、「在宅勤務中の過ごし方」として50.5%が「ほぼ座りっぱなし」と回答。在宅時間増加による不調は「肩こり・首のこり」と「ストレス」が多く、ほぼ座りっぱなしの人がいずれの不調も上回っていました。
産業医で健康科学アドバイザーの福田千晶さんによれば、座りっぱなしなど長時間同じ姿勢でいると、“筋ポンプ”が働かないことに加え、身体に緊張状態が続くことで血管が収縮し、血めぐりが悪くなってしまうのだとか。すると、痛みやこりのもとが溜まりやすくなり、肩こり・首こりや身体のだるさなど、さまざまな不調が起こりやすくなるそうです。
肩こりや首こりなどで悩んでいるなら、身体を意図的に動かすことがポイントといえそうですね。内科医である濱木珠恵さんの著書「ドラキュラ女子のための貧血ケア手帖」(主婦の友社刊)によれば、手首と足首をグルグル回すと、血めぐりが改善されるそうですよ。