篠原涼子主演のドラマ「ハケンの品格」(日本テレビ系)の第2話が6月24日に放送され、平均世帯視聴率11.9%と二桁をキープ。しかし13年前に放送され、全話平均視聴率20.2%を記録した前シーズンに比べると、重たい数字と言わざるを得ない。
「スーパー派遣社員・大前春子(篠原)があらゆるトラブルを解決する人気ドラマの新シーズン。派遣先の食品商社S&Fで働く東海林武(大泉洋)、里中賢介(小泉孝太郎)、浅野務(勝地涼)のおなじみ正社員も健在です。第2話では、S&F社が老舗そば店『京橋庵』とコラボ商品を開発することになり、新人ハケンの千葉小夏(山本舞香)が斬新な企画を出すも、『ハケンに責任なんて取れない』と叱責され断念。ところがその企画が先方に気に入られてんやわんや。代わりに春子がプレゼンするも、『正式な場でわが社、弊社と言えるのは社員だけ』『社を代表して何かを言い切れるのは社員だけ』と言われ、春子のプレゼン中に社員の浅野が『弊社』『です』の言葉を挟むやりとりに、『素晴らしい掛け合い』『新感覚漫才』といった声も上がっています」(テレビ誌ライター)
しかし、それでも第1話の14.2%から2.3ポイントのダウン。その原因は一体どこにあるのか。
「主演の篠原は13年前と変わらぬ美貌ぶり。キャラもまったく変わりなし。これは、あえて13年経っても変わらぬ春子でいようという演出の意図なのかもしれませんが、コロナ禍で前回の再放送を立て続けに見た視聴者にとっては、13年も経っているはずなのに何も変わらない姿に物足りなさを感じているのかもしれません」(前出・テレビ誌ライター)
ぜひともパワーアップした春子の姿を見せてほしいものだ。
(窪田史朗)