安倍晋三首相の後継を選ぶ自民党総裁選の大本命、菅義偉官房長官。新元号の発表を担当したことから“令和おじさん”として知名度が急上昇。パンケーキ好きとしても知られるが、普段の食事は超がつくほど慌ただしいようで…。
2019年の「週刊文春WOMAN」のインタビューで、菅氏は1~2カ月に1回、東京・赤坂見附にあるホテルニューオータニの高級カフェを訪れることを明かしている。スイーツ好きの菅氏がよく注文するのは特製パンケーキ。71歳の年配男性がパンケーキ好きだというギャップに萌えた国民も多かったに違いない。
もっとも菅氏がゆっくりスイーツを楽しめる時間は、それほど多くはない。激務に追われる菅氏は、いつもは慌ただしい食生活を送っているようだ。
18年4月配信の「NHK政治マガジン」でインタビューを受けた菅氏は、仕事中のランチはほとんど“そば”を食べていることを明かした。そばがいわゆる“勝負メシ”だ。秘書として仕えた元建設大臣から「秘書は時間を無駄にするな」と教えられたことをきっかけに、そばを食べることが多くなったという。インタビューもそば屋で行われたが、菅氏は「2色もり」と「かき揚げ」を5分程度で完食。自らを「繁忙長官」と呼んでいるらしいが、納得だ。
「16年の『フラッシュ』によると、秘書時代から通っていた台湾料理店では夏場は冷やし中華を頼んでいたといいます。理由は、そばが熱いと食べるのに時間がかかるから。夏季以外は、ネギそばを注文。ネギそばは、ネギをスープに混ぜると温度が下がって食べやすくなるからだとか。菅氏ほど食べる時間を惜しむ政治家は珍しいのでは?」(週刊誌記者)
総理大臣になれば、食事時間はさらに短くなりそうだ。せめて、たまにはパンケーキをゆっくり食べていただきたい。
(石田英明)