石田純一、Go Toトラベルの東京追加案に「大丈夫かな」と疑問表明

 俳優の石田純一が9月10日放送のラジオ番組「斉藤一美 ニュースワイドSAKIDORI!」(文化放送)に出演し、新型コロナウイルスへの警戒レベルを引き下げる方針を固めた東京都の姿勢に疑問を呈している。

 現在、4段階のうち最も深刻な警戒レベルに設定している東京都だが、そこから1段階引き下げる運びとなったことについて、石田は「やはり警戒はずっと必要ですよね」とコメント。

 また、番組パーソナリティの斉藤一美アナウンサーが、政府肝入りの観光支援事業「Go Toトラベル」キャンペーンについて、「除外されている東京都を10月1日から補助対象に追加する検討に入っています。いかがでしょうか? 石田さん」と質問。石田は「大丈夫かな?という感じはもちろんするんですけども。もう何か、色々な意味で政治的な思惑も少しずつ入って、経済の方にかじを切っているという感じはしますよね」と話し、東京から他県への感染拡大に不安を覚えつつも、経済復興にシフトチェンジさせたい政府の意向を汲み取っている。

「石田は緊急事態宣言が発出されていた4月に仕事で沖縄へ渡航し、ゴルフに興じていたことが発覚。その後コロナへの感染も判明し、退院後には再三に渡って夜中に女性と飲み歩く姿が報じられてきました。基本的に“スポンサーから呼ばれればどんな場所にも行く”との意思が強く、週刊誌からの直撃取材を受けた際にもあまり他県移動や宴席の参加を反省する様子はありません。そんな石田が語る『警戒はずっと必要』との言葉や、Go Toキャンペーンの東京追加に『大丈夫かな?』と心配するコメントはあまりに説得力が乏しいと言わざるを得ないでしょう。ネットでも『何も言う資格ないよ』『一番守らなかったやつがよく言うわ』『おまいうが過ぎる』との反発が集中しています。沖縄渡航の過ちに始まり、コロナを乗り越えた石田だからこそ発信できる貴重な経験談もあるはずですが、今のところ世間に響くような見解はあまり見られません」(週刊誌記者)

 割引キャンペーンの有無に関わらず、“独りGo To”を強行してきた石田。次こそは前向きなニュースで世間を賑わせてほしいところだが…。

(木村慎吾)

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