お笑いコンビ・ピースの又吉直樹が9月11日に自身のYouTubeチャンネルを更新し、信頼できる人間とできない人間の違いについて言及した。
又吉は「How to本や悩み相談では絶対お目にかかれない答えだらけ」と銘打った動画をアップ。その中で、又吉が個人的に感じる「信頼できる人間と信頼できない人の見分け方」について触れ、「誰かが誰かの悪口を言ってる時に、寂しそうな顔をしてる人」「冷静さを自分に与えてくれる、ブレーキをかけてくれる人」については「信頼できる人」だと定義付けした。
一方、「誰かの悪口を誰かが言った時に、『俺も前から思ってた』って後出しで言う人」は「信頼できない」と断言。「悪口を言ってる時に、一緒になって悪口を言ってくれるから信頼できるっていう人の方が多いかもしれない」としつつ、「でも、僕は自分が悪口を言った時に、それに乗っかって一緒に悪口を言われると、その瞬間の安心感はあるんですけど、2人で滅亡する可能性があるなって」と独特な言い回しで人間関係における難しさを表現している。
「他にも又吉は“信頼できない人”の特徴として、『“一生のお願い!”って言う人間』をはじめ、様々な見分け方をレクチャー。また、『テンション上がって温泉の脱衣所からお風呂場まで早歩きになる人』は“信頼できる人”とジャッジするなど、かなりユニークな表現もありました。しかし、自分が誰かの悪口を言った時に乗っかってくる人間を信用できないと語った部分には、ネットから『そんなに人の悪口言ってんの?と思ってしまった』『一理あるけど、実際に悪口の話題を振られてナチュラルに賛同する時もあるよね』『“2人で滅亡”ってなんだ? 文豪の言い回しがよくわかりません』『悪口言うこと自体信用できない』とのツッコミが出ており、あまりピンと来ないと感じる人も多いようです」(エンタメ誌ライター)
なお、又吉は「カニは一番下の細い脚のところまで食べる人は信頼できる」とも語っており、その独特すぎる感性に周囲が付いていくのはなかなか困難だと言えそうだ。
(木村慎吾)