女優の竹内結子さんの急逝は社会的にも大きなショックを与えた。遺書などは残されていないと言うが、何があったのか。10月1日発売の「週刊文春」が竹内さんの“酒と孤立”を報じている。
竹内さんは2005年に歌舞伎俳優・中村獅童と結婚し、同年に長男を出産するも08年に離婚。19年2月に俳優の中林大樹と再婚し、今年1月に次男が誕生していた。
次男の子育てに手がかかるはずだが、記事によると竹内さんは自宅近くのバーで夜、1人で飲む姿を度々目撃されていたようだ。18年5月放送の「火曜サプライズ」(日本テレビ系)では“台所飲み”をしていることを明かし、19年3月放送の「ボクらの時代」(フジテレビ系)では子供が寝静まってから、2~3時間は「台所でお酒を飲んでいる」と笑顔で話した。
中林との再婚で温かい家族を築けたようだが、仕事では長年支えてくれたマネージャーが異動で担当を離れたという。コロナ禍の中、先行きが見えない不安にも襲われ、それゆえ酒で忘れようとしたこともあったのだろうか。
「厚生労働省の『e-ヘルスネット』によると、慢性的な大量飲酒は自死の可能性を高めるとしています。竹内さんは自死なのかわかりませんが、そうであれば、孤立や不安感を紛らわせるために飲んでいた可能性もあります。三浦春馬さんも7月に亡くなる前は酒量が増え、1人で飲み歩くようになったと、7月の『NEWSポストセブン』が報じています」(芸能記者)
アルコールはうつとの関係性も指摘されており、ネガティブな感情を引き起こすこともあるようだ。そうであれば、この人も心配だ。
「9月22日に酒気帯び運転容疑で逮捕され、24日に釈放されたTOKIOの山口達也元メンバーです。18年に酒がらみの不祥事を起こし禁酒を誓ったものの、今回の事故で呼気からは基準値を大幅に超えるアルコール濃度が検出されました。日常的に大量の飲酒をしている可能性が大きく、しかも今回の事故により、噂されていたTOKIOへの復帰も白紙になったと思われます。孤立感と絶望感から再び大量飲酒に走らなければいいのですが…」(前出・芸能記者)
酒は適量であれば百薬の長ともいわれるが、飲み過ぎは禁物だ。
(石田英明)