“食欲の秋”ですね。新型コロナウイルスの影響による運動不足の傾向が強まる中、ダイエットには不利な条件が続きますよね。でも実は、「秋からはダイエットに最適な時期」という説もあるようです。
医師の日比野佐和子さんの著書「これだけで若返りは可能です。 運動嫌いでも続けられる! 男のエイジマネジメント講座」(東洋経済新報社刊)では、秋から冬は脂肪をためやすくなる一方で、春に向けて基礎代謝が安定する時期だといいます。基礎代謝を上げるチャンスともいえるので、ダイエットに最適というわけですね。
とはいえ秋は、日々増していく食欲と戦わなければなりません。そこで、食欲と戦うために“痩せ食材”を取り入れることをオススメします。
例えばきのこ。きのこ類にはダイエット効果が期待できるといわれています。HOKTOの『きのこらぼ』によると、きのこは食べ応えがあるのに100gで20kcalと低カロリーなんだとか。また、きのこには代謝アップに効果的なビタミンB群やオルニチンが豊富なため、脂肪燃焼効率を高めてくれる働きも期待できるそうですよ。
秋が旬の魚といえばサンマですが、最近は漁獲量が少ないので、主に東北・北海道沿岸で漁獲される「秋鮭」もよいでしょう。サニーヘルスが運営する『microdiet.net』によると、鮭にはオメガ3脂肪酸・EPAが含まれており、食欲の抑制や血糖値を低下させる作用のある「GLP-1」によってホルモンの分泌を促す働きが期待できるそう。
食欲の秋だからとあきらめず、秋の味覚を美味しく楽しみながら、ぜひダイエットを決行してみてくださいね。